レオンは、ただただカッコいい映画でした。

観終わったあと、しばらく何も言えませんでした。

ニューヨークの片隅に暮らす孤独な殺し屋レオン(ジャン・レノ)。ある日、隣室に住む12歳の少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)の家族が、悪徳麻薬捜査官スタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)によって惨殺されます。買い物から帰ってきたマチルダは異変を察し、隣に住むレオンの部屋のドアを叩く。かくまったことで始まる、孤独な殺し屋と孤独な少女の奇妙な共同生活。これがこの映画の出発点です。

まずレオンがカッコいいです。寡黙で、不器用で、字も読めない。でも殺しの腕前は超一流。その落差がたまらなく魅力的で、マチルダと過ごすことで少しずつ表情が変わっていく様子を見ていると、人と触れ合うことで人は変わるんだなとしみじみ思います。

そして悪役のスタンスフィールドが、これまた強烈です。麻薬捜査官なのに完全な悪役という矛盾した存在感。薬を飲む後ろ姿ひとつで画面を支配してしまう。あのシーンは観た人には忘れられないと思います。

孤独だったふたりが、出会うことで少しずつ変わっていく。それだけで十分すぎるくらい、観る価値のある映画です。

人との繋がりに何かを求めている方、孤独を感じている方に、ぜひ観ていただきたい一本です。

疲れた夜に観ると、翌朝の自分が少し変わっているかもしれません。

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